お知らせ11/17

この度、日経新聞記事「mRNA ワクチン中止『誤りだ』」(記事は会員限定に公開2025 年11 月11 日付)に対して抗議の文面を送付致しました事をご報告いたします。

本抗議の背景には、単なる表現上の問題だけでなく、科学の暴走、情報の非公開、不確実性の軽視が引き起こす社会的被害の深刻さがあると考えております。

今回の問題は、「技術を推進するか停止するか」という二者択一ではなく、不確実性を正しく扱うための、科学・行政・報道それぞれの責務が問われています。

国民の生命・健康を守るためには、科学的不確実性を最も謙虚に扱う姿勢こそが、行政と学術の信頼を支える基盤となります。

関係機関には、事実関係の確認・必要な訂正・透明性確保のための速やかな対応をお願いしたいと思っております。

ご支援のお願い

人類に初めて使用されたmRNA核酸医薬製剤である新型コロナワクチンにより、日本のみならず世界的に体調不良を呈する方々の増加が社会的問題となっています。
新型コロナワクチン接種後に遷延する健康被害 (ワクチン接種後症候群:PVS)を、これまでにはない「新たな疾病概念」として捉え、ワクチン接種後症候群の病態像を明らかにし、診断基準を策定していくことは重要な課題となります。